はじめに
『VIVANT』続編の制作が発表され、改めて1期を見返している方も多いのではないでしょうか。
恥ずかしながら私はつい最近まで見たことがなかったのですが、妻に勧められて見てみたらどハマりしました笑
1期では、乃木が別班であることや、テントの正体、ベキとの親子関係など、多くの伏線が回収されました。しかし、その一方で最後まで明かされなかった謎も残されています。
その代表が、乃木の前に現れる「F」の存在です。
Fは乃木にしか見えず、任務中には助言を与え、ときには乃木以上に冷静な判断を下します。
物語の最後までFは消えることなく存在し続けましたが、果たしてFは単なる「もう一人の人格」なのでしょうか。
今回は、1期で描かれたFの役割を振り返りながら、続編で描かれる可能性について考察していきます。
VIVANTで描かれたFとは
Fは乃木だけに見えるもう一人の自分であり、任務中には助言や判断を行う存在として描かれました。
普段から乃木と会話を交わし、危機的な状況では冷静な判断を促すなど、まるで相棒のような役割を担っていました。
一方で、Fの判断基準は「任務を最優先すること」で一貫しています。
乃木が感情に流されそうになった場面でも、Fは常に国家や任務を優先する判断を示していました。
特に印象的だったのは、テントとの対峙です。
父であるベキ=卓と再会し、これまで抱えてきた「自分は誰からも愛されていない」という思い込みが覆された乃木。
そして終盤、乃木はFに対して、
「もう出てきてくれないかと思ってた」
という趣旨の言葉をかけています。
この一言から分かるのは、乃木自身も「Fはいつまでも存在するものではない」と考えていたことです。
おそらく乃木は、ベキと再会し、自分が父親に捨てられたわけではなかったと知ったことで、Fの役目は終わると考えていたのでしょう。
しかし、Fは消えませんでした。
ここに、続編へ続く最大の伏線が隠されているように感じます。
なぜFはここまで日本国に執着するのか。
ここで私が最も疑問に感じたのが、Fの価値観です。
Fは乃木を守る存在というより、「日本国」「任務」「別班」を最優先しているように見えます。
乃木が父親としてベキを見る一方で、Fは最後まで任務という視点を失いません。
もしFが乃木のもう一人の人格なのであれば、ここまで国家への忠誠心が強い理由は何なのでしょうか。
また、ベキとの和解によって乃木の心の傷が癒えたにもかかわらず、Fが消えなかった理由も気になります。
Fは本当に”乃木を守るため”だけに存在しているのでしょうか。
続編で描かれる可能性
ここからは私の考察になります。
私は、Fは単なる別人格ではなく、「別班の使命」を象徴する存在なのではないかと考えています。
劇中を振り返ると、Fは常に乃木を”任務”へ導いていました。
感情ではなく合理性。
個人ではなく国家。
この判断基準は一切ぶれることがありません。
人間としての乃木
使命を背負う別班としてのF
という構図になっているのではないでしょうか。
だからこそ、ベキとの和解だけではFは消えなかった。
乃木の家族の問題は解決しても、別班としての使命は終わっていなかったからです。
もしFの役目が「乃木を守ること」ではなく、「別班としての乃木を完成させること」だったとしたら。
続編で乃木が初めてFではなく、自分自身の意思を選んだ瞬間こそ、Fが本当の意味で役目を終える時なのかもしれません。
続編では乃木とFの関係が描かれる?
もしこの考察が正しければ、続編で描かれるのは新たな敵との戦いだけではないかもしれません。
本当に描かれるべきなのは、「乃木とF」の関係ではないでしょうか。
Fはこれまで何度も乃木の重要な決断に介在してきました。
しかし、続編ではFではなく乃木自身が選択する瞬間が訪れるかもしれません。
それはFを否定することではなく、Fが役目を終える瞬間でもあります。
そして初めて、乃木は”別班”ではなく、一人の人間として未来を選ぶことになるのではないでしょうか。
まとめ
1期では数多くの伏線が回収されましたが、Fだけは依然として謎のままです。
Fは乃木のもう一人の人格なのか。
それとも、別班という組織や使命そのものを象徴する存在なのか。
続編では、この最大の謎がどのように描かれるのか非常に楽しみです。
もしFが「乃木を守る存在」ではなく、「別班として生きる乃木」を守る存在だとしたら──。
続編で乃木が本当に戦う相手は、新たな敵組織ではなく、Fそのものなのかもしれません。
皆さんは、Fをどのような存在だと考えていますか?
ぜひ皆さんの考察もコメントで教えてください。
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