はじめに
『ドラム―VIVANT THE ORIGIN STORY―』も、ついに最終話を迎えました。
全4話を通して描かれてきた、マディと本物のドラムの物語。
第1話から気になっていた、
- なぜマディは「ドラム」を名乗ることになったのか
- 本物のドラムはどこへ行ったのか
- 青い帯にはどんな意味があるのか
- ドラムが本当に目指していた夢とは何だったのか
といった謎も、最終話で多くの答えが明らかになりました。
最終話では、マディの頭の良さを活かしたトイレをめぐる攻防や、ドラムが自分の力で答案を作成する姿など、最後までこの作品らしい面白さがありました。
一方で、最後にはかなり不穏な展開も。
この記事では、最終話を見て感じたことと、これまでの謎について考察していきます。
※この記事には『ドラム―VIVANT THE ORIGIN STORY―』最終話の内容が含まれます。
最終話で印象に残ったこと
シャルハンのお付きとマディのトイレの攻防が訳分からない(笑)
最終話でまず印象に残ったのが、シャルハンのお付きとマディのトイレをめぐる攻防です。
正直、
「何をやっているんだ(笑)」
という感じでした。
マディ、頭が回りすぎ(笑)
マディは第2話、第3話でもかなりズル賢い一面を見せていました。
そして最終話でも、その頭の良さは健在。
ただ頭が良いだけではなく、周囲の状況を見て、どうすれば自分にとって有利になるのかを瞬時に考えているように感じます。
ヤギを呼ぶという発想は、さすがに思いつきませんでした(笑)
マディのこうした「頭が良いのに、やることが独特」という部分は、最後まで魅力的でした。
ドラム、自分の力で答案を作成してよく頑張った!
最終話で最も感動したのは、ドラムが自分の力で答案を作成したことです。
これまでのドラムは、カンニングによって試験を乗り越えようとしていました。
しかし、最後には自分の力で答案を作成しました。
これは、単に試験で点数を取ったという話ではないと思います。
ドラムにとっては、
「自分の力でやり遂げた」
という大きな意味があったのではないでしょうか。
そして、それは青い帯の意味ともつながってくるように感じました。
シャルハンと雪解けしてよかった
最終話では、ドラムとシャルハンの関係にも変化がありました。
これまで二人の間には、クレバノフ家の後継者争いもありました。
しかし、最終的には二人の関係にも雪解けが訪れました。
第3話では、シャルハンがカンニングをしていたという「お前もかーい!」な展開もありましたが、最終話まで見ていると、二人の関係性もこの物語の大きな見どころだったと思います。
これでクレバノフ家の後継者争いも終わったのでしょうか。
もしそうだとすれば、今後は二人が敵ではなく、同じ側に立つ展開も見てみたいです。
なぜマディは「ドラム」と名乗ることになったのか?
これまで最大の謎の一つだったのが、
なぜマディは「ドラム」という名前を名乗ることになったのか?
ということでした。
最終話で、その名前の由来が明らかになりました。
ドラムという名前は、昔、父親を守った「ドラム缶」に由来していました。
そして、
強く、逞しく、弱い人を守れる人になってほしい。
そんな思いを込めて名付けられたのです。
この名前の由来を知ると、マディにとっての「ドラム」という名前の意味も変わって見えてきます。
ドラム缶が父親を守ったように、ドラムも誰かを守れる人になってほしい。
その思いを込めてつけられた名前だったのではないでしょうか。
そして、ここで一つ気づいたことがあります。
マディにとっての「ドラム缶」は、本物のドラムだったのではないか。
本物のドラムは、マディにとって強く、逞しく、そして自分を守ってくれる存在だった。
だからこそ、マディは「ドラム」という名前を受け継いだのかもしれません。
青い帯に込められた本当の意味
これまで、青い帯には「誇り」という意味があると考えてきました。
最終話を見て、その意味がさらに深くなったように感じます。
ドラムは一度、青い帯を返しています。
それは、カンニングをしてしまい、クレバノフ家の誇りを傷つけてしまったからでした。
自分はクレバノフ家の誇りにふさわしくない。
そんな思いがあったのかもしれません。
しかし、最終話ではドラムが自分の力で答案を作成しました。
カンニングではなく、自分自身の力でやり遂げた。
そこで初めて、ドラムは自分自身に誇りを持つことができたのではないでしょうか。
そして、父親が再びドラムに青い帯を巻いてくれます。
このシーンは、とても印象的でした。
一度は自分から返した「誇り」の帯。
しかし、自分の力で努力したドラムに対して、父親が再びその帯を巻いてくれた。
これは、
「お前は誇りに思っていい」
という父親からのメッセージだったのではないでしょうか。
ドラムの本当の夢は「父親から帯をもらうこと」だった?
これまで気になっていた、
ドラムが本当に目指していた夢とは何だったのか?
という謎。
最終話を見て、父親から帯をもらうことだったのかと感心しました。
ドラムにとって、父親から認められること。
父親から「誇りに思っている」と認めてもらうこと。それをドラムは望んでいたのだと思いました。
ただ、物語を見ていると、ドラムはずっと父親から誇りに思われていたようにも感じます。
ドラム自身が、自分は父親から認められていないと思っていただけで、父親はずっとドラムのことを見ていた。
だからこそ、最後に父親が青い帯を巻いてくれたシーンには大きな意味があったのだと思います。
最後にドラムが「世界を見てみたい」と言った意味
最終話の最後に、ドラムが「世界を見てみたい」と話していました。
これは、第1話から気になっていた「ドラムの将来の夢」ともつながっているように感じます。
ドラムはクレバノフ家の人間として、バルカの発展に尽くすことを考えていました。
しかし、同時に世界にも目を向けていた。
そして最後には、
「世界を見てみたい」
という思いを口にしました。
この言葉は、ドラムの物語がここで終わるのではなく、これから始まることを示しているようにも感じます。
『VIVANT』本編で、世界を舞台に活躍するドラム。
その原点には、幼い頃から抱いていた「世界を見てみたい」という思いがあったのかもしれません。
最後の展開が不穏すぎる……ドラムは死んでいないよね?
そして、最後の展開です。
かなり不穏な終わり方でした。
正直、
「ドラム、死んでないよね……?」
と思いました。
あまりにも不穏な終わり方だったので、少し心配になってしまいます。
この後に何が起きたのか。
そして、ドラムとマディはどのようにして『VIVANT』本編へつながっていくのか。
ここは今後の物語でぜひ描いてほしい部分です。
VIVANT2で見てみたい展開
今回のスピンオフを見て、もし『VIVANT2』があるなら、ぜひ見てみたいと思った展開があります。
ドラムとシャルハンがクレバノフ家の後継者として登場する
せっかく最終話で二人の関係に雪解けがあったので、今後は二人が協力する姿を見てみたいです。
クレバノフ家の後継者争いが終わったのだとすれば、
ドラムとシャルハンが、クレバノフ家の後継者として共に登場する。
そんな展開があっても面白いのではないでしょうか。
第3話までの二人を見ていると、最初は対立していたからこそ、協力するようになった二人の姿をもっと見たくなります。
マディの父親
もう一つ気になるのが、マディの父親です。
マディに旅をするという夢を与えた父親は、どのような職業で、今何をしているのか。
これはVIVANT2にて明かされてほしいと思います。
まとめ
『ドラム―VIVANT THE ORIGIN STORY―』は、ドラムというキャラクターの過去を知ることができる、とても良いスピンオフでした。
最初は謎だった、
- なぜマディは「ドラム」を名乗ることになったのか
- 青い帯にはどんな意味があるのか
- ドラムの本当の夢とは何だったのか
といった謎も、最終話で大きな答えが見えてきました。
「ドラム」という名前は、父親を守ったドラム缶に由来していた。
そして、その名前には、
強く、逞しく、弱い人を守れる人になってほしい。
という思いが込められていた。
また、青い帯は「誇り」の象徴。
一度は自分から返した帯を、自分の力で努力した後に父親から再び巻いてもらう。
この流れは、ドラムが自分自身に誇りを持つことができた瞬間だったのではないでしょうか。
そして最後には、
「世界を見てみたい」
という夢も語られました。
この言葉が、『VIVANT』本編で世界を舞台に活躍するドラムへとつながっていくのだと思うと、スピンオフを見た意味があったように感じます。
ただ、最後の展開はかなり不穏でした。
ドラムは本当に大丈夫なのか。
そして、この物語は『VIVANT2』へとつながっていくのか。
もし続編があるなら、シャルハンとドラムのその後や、ドラムの父親についてもぜひ描いてほしいです。
『ドラム―VIVANT THE ORIGIN STORY―』。
ドラムの過去を知ることで、『VIVANT』本編のドラムがさらに好きになる作品でした。


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