はじめに
今回は、「定期借地権付きマンション(定借マンション)の供給が急増している」というニュースを紹介します。
近年、マンション価格は上昇を続け、「都心でマイホームを購入するのは難しい」と感じる人も増えています。一方で、地主側も土地を売却せずに活用するケースが増えており、住宅市場には新たな変化が生まれています。
これまで「家を買うなら土地も所有するのが当たり前」と考えられてきましたが、その常識は少しずつ変わり始めているのかもしれません。
今回は、定借マンションが増えている背景と、これからの住宅選びについて考えてみます。
紹介する記事
超要約
定期借地権付きマンションの供給が増加しています。
背景には、土地価格の上昇により地主が売却時の税負担を避け、土地を保有したまま貸し出すケースが増えていることがあります。また、購入者側もマンション価格の高騰を受け、「土地を所有しなくても住めればよい」という価値観が広がってきました。
住宅価格の高騰とライフスタイルの変化が重なり、「所有」ではなく「利用」を重視する住宅の選択肢が広がっています。
記事を読んで思ったこと
「持ち家=資産」という考え方は変わっていくかもしれない
これまで日本では、「家は一生に一度の買い物」「土地を持つことが資産形成につながる」という考え方が一般的でした。
しかし、住宅価格が大きく上昇した現在では、その前提が変わりつつあります。
子どもに家を残すことよりも、自分たちが快適に暮らせることを優先する人が増え、「資産としての家」よりも「生活のための家」という考え方が広がっていく可能性を感じました。
一方で、価値観に正解はありません。ライフスタイルを重視する人もいれば、私のように資産性や将来子どもへ残せるものを重視する人もいます。
住宅選びは、世の中の流れに合わせるのではなく、自分や家族が何を大切にしたいのかを基準に考えることが大切なのだと改めて感じました。
地主にとっても合理的な選択肢
今回のニュースでは、地主側の事情も興味深いポイントでした。
土地を売却すれば大きな税負担が発生する可能性があります。一方、土地を貸し続ければ、資産を保有したまま安定した地代収入を得られます。
つまり、定借マンションは購入者だけでなく、地主にとってもメリットのある仕組みです。
需要と供給の双方の事情が一致した結果として、市場が拡大していることがよく分かりました。
「所有から利用へ」は住宅以外でも進んでいる
このニュースを読んで最も印象に残ったのは、「所有から利用へ」という流れです。
最近では、
- 車はカーシェア
- 音楽や映画はサブスク
- オフィスはシェアオフィス
など、所有しなくても必要なときに利用するサービスが当たり前になっています。
住宅も同じように、「土地を所有すること」にこだわらず、必要な期間だけ快適に住めればよいという考え方が広がるのは自然な流れなのかもしれません。
もちろん、資産価値や相続を重視する人には所有権マンションが向いていますが、ライフスタイルを重視する人にとっては、定借マンションも十分魅力的な選択肢になると感じました。
住宅選びは「正解」ではなく「目的」で考える時代へ
定借マンションには、
- 土地を所有できない
- 地代がかかる
- 契約期間終了後は返還が必要
といったデメリットがあります。
一方で、
- 人気エリアでも価格を抑えられる
- 初期費用を軽減できる
- 住みたい場所を選びやすい
というメリットもあります。
これからは「持ち家だから正解」「定借だから不正解」と考えるのではなく、自分たちのライフプランや資産形成の目的に合った住まいを選ぶことが大切になると感じました。
私が所有権マンションを選んだ理由
実は、私自身も住宅購入を検討する中で、定期借地権付きマンションと所有権マンションを比較しました。
定借マンションは価格を抑えられるという大きなメリットがあります。特に都心では、同じ予算でもワンランク上の立地や広さを選べるケースもあり、非常に魅力的だと感じました。
それでも、最終的に私が選んだのは所有権マンションです。
一番の理由は、「資産性」と「子どもに残せるもの」を重視したからです。
住宅は住むための場所であると同時に、将来売却したり、子どもへ引き継いだりできる資産でもあります。もちろん、所有権マンションでも価格が下がる可能性はありますが、土地の権利があることで資産としての価値を維持しやすいと考えました。
また、私は長く住むことを前提に住宅を購入したため、契約期間が決まっている定借よりも、将来の選択肢を広く持てる所有権のほうが、自分たちのライフプランに合っていると判断しました。
もちろん、これはあくまで私たち家族の考え方です。
「少しでも価格を抑えて希望のエリアに住みたい」「相続はあまり重視しない」という方にとっては、定借マンションは十分魅力的な選択肢だと思います。
一方で、もし私が「都心に住みたい」「初期費用をできるだけ抑えたい」という条件を最優先にしていたなら、定借マンションを選んでいた可能性もあります。
大切なのは、「どちらが正解か」ではなく、自分や家族が何を優先したいのかを明確にした上で選ぶことではないでしょうか。
今回の学び
今回のニュースから学んだことは、住宅市場でも「所有すること」が必ずしも最適解ではなくなってきているということです。
住宅価格の高騰や価値観の変化によって、定借マンションのような新しい選択肢への注目は今後さらに高まるかもしれません。
私自身は、資産性や将来子どもへ残せるものを重視して所有権マンションを選びました。しかし、このニュースを通して改めて感じたのは、住宅選びに「絶対の正解」はないということです。
価格を重視する人、立地を重視する人、資産性を重視する人など、優先したいことは人それぞれです。
だからこそ、大切なのは流行や周囲の意見に流されるのではなく、自分や家族が何を優先したいのかを明確にした上で、納得できる住まいを選ぶことではないでしょうか。
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